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子育て情報

子育てに役立つアドラー心理学【褒めない・叱らない・命令しない】

 

今日はアドラー心理学を踏まえた子育てに役立つコミュニケーションのあり方についてのお話です。

子育てをしているとイライラしたり、子供を感情的に叱りすぎて後悔したり、そんな自分の子育てに自信をなくしたりすることはありませんか。

こんな方におすすめ

  • つい、子どもに感情的に怒ってしまう方
  • 子育てに自信を無くされている方
  • もっと穏やかに子どもに接したいと思っている方

今回は、子育てを少しでも楽にして、楽しいものにするためのお話をさせて頂きますね。

これをお読みいただいた直後から利用できる情報になります。

私も6歳の4歳の男子を育てており、実際に気を付けるようにしています。

単にアドラー心理学の理論をお話するのではなく、実際の子育てや教育に実践できる情報です。

Contents

 

まずは自らの反応を変える

子どもが言うことを聞いてくれなくて、困っている時どうすればいいか気になりますね。

すばり反応や言い方を変えることです。

おいおい、簡単に言うけどって思いますよね。

特に感情的になっているとき、これは正直難しいですよね。

でも、大丈夫です。それができるようになるために順を追ってお話をしますね。

 

褒めない。叱らない。命令しない。

ずばり、これです。

ポイント

褒めない。叱らない。命令しない。

お主は放任主義者か!と思われるかも知れませんが、違いますので安心してください。

例えば何か出来たときに褒めたりしますよね。

「すごいじゃないか!」 「やるな!」 「上手!」 「よくできたね」とか。

この構造は上下関係から発生しています。

そして、新入社員の社員教育をしたことがある方なら分かるかも知れませんが、褒めることでモチベーションをコントロールされきっている人間は、褒めないと動かない人間になる傾向が高くなります。

また、褒める構造は、上下関係の構造で成り立っているため、上の人の価値基準に沿うことを常に意識して行動する人になります。

褒めないと動かなくなり、常に人間関係において上か下かという判断をしながら、生きていくことになります。

逆に、叱ることの弊害についてお話しします。

ここまで読んですでにお気づきかも知れませんが、叱ることも上下関係に基づいています。

こちらも同様に叱る人がいなくなると、途端に行動が変わる傾向があります。

命令もは、明らかに上下関係から派生するものですよね。

上下関係を常に意識して生きていくことは、最終的に自身の人生を歩む楽しさを阻害してしまうことになりかねないのです。

 

感情を伝える

褒めなくて、叱らなくて、どうやって育てるのか。

ポイント

評価ではなく、自分の感情を伝える。

子どもが何か新たにできたり、お手伝いをしてくれたりしたら、

「うれしい」「ありがとう」「助かる!」「○○してくれたら、うれしいな」

これでいいのです。

逆に困ったことをしたら、

「悲しい」「それはきついよ」と言った具合です。

そんなんでいいんだと思われる方もいるかもしれませんが、確実に効果があります!

また、将来的には、人からの評価よりも人の役に立つことを選択できる人に育つことが期待できます。

 

しかし、すぐにはコミュニケーションの癖を変えられないかもしれません。そこでちょっとだけアドバイスです。

カーっと怒りがこみあげたとき

以下を実行してみてください。

しっかり呼吸しながら

  1. 心の中で10秒数える
  2. 今、自分はどういう感情なのか
  3. 何をどうしたいのかを考える

これら3つを考えてみてください。

そして、子どもにしっかりと「~されて、悲しい」と伝えてみてください。

怒りの感情の伝達速度は、非常に速いので反射的に出てしまいがちです。

そう言った点ですと、褒めることをやめる方がすぐに実践しやすいですね。

実践するもっとも効果的な方法は口癖にすることです。ありがとう。うれしい。かなしい。

~してくれるとうれしい。これを20回、朝と夜、声を出していうのです。

子どもを想像しながら言うと効果あります!

意識して3か月やってみて下さい。

口が慣れ、自分の声で潜在意識に沁み込んでいき、自然に反応が変わります。

 

アドラー心理学の「共同体感覚」

先ほど、上下関係の構造とお話をしましたが、「うれしい」「かなしい」は上下とは関係ないですよね。

アドラー心理学では、「共同体感覚」が重要であると述べています。

共同体感覚とは、社会において自分の利益だけを追求するのではなく、他者を信頼し貢献することで幸せを感じられる状態のことです。

そのためには誰かに役に立つ志向が求められるのです。

子どものころから、人の役に立つことへの喜びを感じられることは幸せな人生につながるようです。

「うれしい」「かなしい」は、人の気持ちを理解し、人の役に立つことへの視点に必ずつながります。

 

具体的な効果

うちでは褒める時に「うれしい」を使うようにしています。

弟が生まれて母親の独占が崩れた長男は、一時期に荒れていましたが「うれしい」作戦を続けて、その効果だけではないかもしれませんが、今では人の気持ちを察したり、人が喜ぶであろうことをやる姿を見ることができます。

また、命令の「~して」とか「しなさい」から、「~してくれたら、うれしんだよな」に変えてからは、徐々に自主性が出てきています。

するか、しないかという選択余地がある状態なので、自分で決めなくてはいけません。

それがいい影響を及ぼしているようです。

このことを保育園の保護者会で少し話したら、保育士さんも変化に気づいてくれていました。

 

子どもを育てるゴール

どうしても私たち親は、子どもが人生を有利に歩めるように考えてしまいがちですよね。

これは至極真っ当なことで自分たちの遺伝子を後世まで残したいという本能から来ているのかも知れませんね。

しかしながら、何が有利で何が正しいかは時代によって変わってしまうという悲しい事実もあります。

キャリアコンサルタントとして、転職の支援やリストラされた方の再就職の支援など、さまざまの人間ドラマを目の当たりにしてきましたので、その変化については非常に肌で感じています。

時の流れの中で、求められる価値が激しく変動しています。

そんな変化の激しい時代でも幸せに生きられる能力はを持っていてほしいというのが親の願いだと思います。

自立した幸せな人間に育てる

私たちはこのように結論付けました。

そのためにアドラー心理学でいうところの共同体感覚は非常に納得感が高かったです。

 

私とアドラー心理学

アドラー心理学に興味があればさっと見て頂ければと思います。

2014年に第一子が誕生し、そのころ、嫌われる勇気という本を読んで初めて知りました。

この本が日本でアドラー心理学を広めるきっかけになった書籍です。



仕事上でも活かせそうだったため、もっと理解したいと思い、早稲田大学のエクステンションセンターで開かれていた「アドラー心理学入門(向後教授)」の授業を履修しました。

以下、私が読んだアドラー心理学系の書籍です。




 

子育て中のママ、パパへ

大変な時もありますよね。自己嫌悪になるときもあると思います。

でも、今の状態はずっと続きませんよ。

うちも長男は黄昏泣きや夜泣きが多くて、夫婦ともに寝不足になっていた期間がありました。

その長男は、すっかりお兄ちゃんになってぐっすり寝ています。

私たちの想像以上に子どもたちの成長は早いです。

決して完璧を求めないでください

きりがありませんので、視点が出来ないことを探し、結果、ネガティブ思考になります。

この思考の癖がつくと結構厄介ですので、昨日よりも一つ良くなればいいくらいの感じでチャンレジンし続けてみてください。

もっともっと子育てが楽しい時間になると嬉しいですね。

 

まとめ

アドラー心理学というと目的論や社会統合論、仮想論…など、より学問的になりますが、今回、私はアドラー心理学を踏まえて、子育て中のママやパパがすぐに実践でき効果が高いものをお話ししました。

それでは、まとめになります。

ポイント

1、褒めない。叱らない。命令しない。
2、ありがとう。うれしい。かなしい。~してくれるとうれしい。
3、カーっとなったら、10秒数える。
4、完璧を求めない。昨日の自分よりも良くなればよい。

 

ぜひ、実践してみてください。

そして、子どもにとって一番嬉しいことはママとパパが笑顔でいてくれることです。

言葉の使い方で子育てが少し楽になってママ、パパの笑顔が増えると良いなぁと本当に思います。

 

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