子供の英語教育の注意点【早期学習にはメリットとデメリットがあります!】

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子供の英語教育の注意点【早期学習にはメリットとデメリットがあります!】

 

2020年度から、「外国語活動(英語)」が小学3・4年生に前倒しして導入され、小学5・6年生では英語が正式な「教科」になります。
この流れの中、子供たちへの早期の英語教育が商業的にも盛り上がっています。

ママ、パパとしては、自分の子どもにいろいろな能力を付けさせたいと願って習い事をさせていると思います。

そんな状況ですから、子どもに英語を早期に学ばせたいという気持ちも理解できます。

お母さん
早いうちからやらせた方が英語になれた耳になるんじゃないかしら。
お父さん
どうだろう。忘れてしまうのでは?

今回は幼児の英語教育についてのお話です。

こんな方におすすめ

  • 英語教育はいつからやらせるべきか知りたいというママ、パパ。
  • 幼児期からの英語教育の効果を知りたいママ、パパ。
  • 英語を話せる必要性を知りたいママ、パパ。

 

子供の英語教育の実態

2歳くらいから始めていらっしゃるご家庭もあるようです。
我が家の息子たちの保育園(認可)でもオプションとかではなく、普通に月に2回英語の先生がきて簡単な単語や挨拶を教えてくれているようです。
また、最近ではオンライン英会話も幼児向けのコースを作ったりしていますね。

また、7割の子どもが何らかの英語教育を幼児期に始めているというデータもあります。
幼稚園や保育園や幼児教材、英会話教室やオンライン英会話など濃淡はありますが、英語に触れている幼児は多いようです。

子育てをしている方は実感としてあるかと思いますが、子どもの脳は大人の脳に比べてものすごい速さで学習していきます。
このような実態から、幼児期に英語教育を受けさせたいという親の意思が影響しているものと思われます。

ただし、幼児期における英語教育にはメリットとデメリットの両方がありますので、それを踏まえておく必要があります。

 

幼児期から英語教育を受けるメリット

メリット1 英語耳を得やすい

英語の発音をネイティブのように正しく聞き取れる力は、7歳程度までに決まると言われています。
もともと赤ちゃんの時には、あらゆる周波数の音を聞き取れるようです。
しかし、7~8歳くらいまでに基本の言語(われわれ日本人の場合は日本語)で必要な音のみに限定されるようです。
ですから、この年齢を過ぎるとなかなか努力してもネイティブのような英語耳になることは難しくなります。
幼児期から英語に触れていることで、英語の周波数の音が聞き取れる英語耳をキープできるというわけです。

メリット2 英語を英語で理解する

外国語学習は、基本は日本語で外国語を学ぶことが今までは多かったと思います。その影響で日本人は日本語で考えて英語を話したり、英語を聞いて日本語に翻訳して理解する傾向があります。幼児期から英語を学ぶと英語を英語のまま理解できるようになると言われています。最近ではダイレクトメソッドという方法で、日本語を介さないで英語で瞬発的に英語を返すことで英語力を上げる方法などが流行っているのもそのためです。

メリット3 英語に対する抵抗がなくなる

幼児期から英語に親しむと英語に対する抵抗がなくなると言われています。
未知に対する抵抗というのは意外に大きな障壁となることがあるので、その点においては有効です。
また、外国人の先生などとコミュニケーションをとっていると外国人に対して話し掛ける抵抗感もなくなるようです。

幼児期から英語教育をするデメリット

デメリット1 日本語の発達に支障が出るケースがある

人間の思考は言語があって成り立ちます。
幼児期はその母語の成長過程でもあり、そのタイミングで日本語と英語の2つを言語を学習することで両言語とも中途半端になるケースがあるようです。
日本人にとって一番基礎となるのが日本語能力です。読解力がなければ、理科も数学などのその他の教科も伸びないことが証明されています。そのことを踏まえて、日本語が疎かにならないように気を付けましょう。

デメリット2 親子関係の悪化

幼児期教育ののほとんどが、子ども本人の意思ではなく大人の意思で始めるものが多いです。
英語に適性があればいいのですが、そうでない場合は逆に英語を嫌いになる場合もありようです。
また、幼少期の無理な押し付けが将来の心の病の要因となるケースもありますので、本人の意思も尊重しながら無理をしないようにしましょう。

デメリット3 忘れてしまう

私の身内で親の仕事の都合で幼少期(3~4歳)の2年間オーストラリアに過ごしていた者がいます。普通にオーストラリアの幼稚園で他の子供たちと普通に英語でやり取りをしていたそうです。しかし、帰国後は英語を使う機会がなく日本で生活して大人になり、現在は普通の日本人の英語力と変わらないそうです。人間の脳は効率的になるように必要ないものは忘れるようにできているみたいですね。
将来的に英語を流暢に使いこなすためには、ある程度継続する必要がありそうですね。
ただし、自転車と同じようにきちんと身に着けて、定期的に利用すれば話せなくなるということもなくなるようです。

 

英語の必要性

英語の必要性は高まっているのは紛れもない事実ですね。
仕事をしている中でも、英語のホワイトペーパーを読む機会や外国人とのやり取りも15年前と比較して圧倒的に増えています。
仕事を進める中で様々なシステムを使う機会もどんどん増えていますよね。ITは基本、アメリカから来ています。
私の会社で使用しているツールも英語しか対応していないものも複数あります。
また、転職市場に15年間携わってきた中でも、求人情報にもTOEICスコア700以上など、英語に関する要件を入れているものも増えています。

※TOEICのスコアが高いからと言って、英語を使ってビジネスができるかというと必ずしもそういう訳ではありませんが。

日本の生産労働人口は減少傾向にあるので、生産性が向上しない限り国内の経済規模は減少することが予想されています。
企業はその分を海外ビジネスで稼ごうとしますので、当然、英語を駆使して海外でビジネスを展開できる人材が求められます。

ということで、ビジネスにおける英語スキルの需要は高まっていることを前提に考えた方がよさそうですね。

 

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世界の英語の実態

私自身は世界の15か国ほど、レジャーやビジネスで訪れていますが、深い議論でなければ英語でのコミュニケーションは問題ありません。
海外に行くと気が付くかと思いますが、ネイティブとして英語を使っている人は意外に少ないということに気付かされます。
ヨーロッパでは、英国を除き、ドイツでもフランスでもスイスでもチェコでも英語は外国語です。インド人も英語を話しますが、経験者はわかるかと思いますが非常に独特な英語です。各国、英語の癖があり、ネイティブでも癖が強い場合、理解できないことがあると聞いたことがあります。
英語を話す人口のネイティブ比率は3割と言われています。7割の人は外国語として英語を話しているということです。

また、英語を話せるようになると日本のことをしっかり知る必要があることに気付かされます。
なぜならば、日本ことを知りたがる外国人にきちんと話せるだけの知識(文化や歴史)がないと伝える中身が薄くなるからです。
その時に、英語は単なる道具でしかないことがわかります。
また、驚くことに日本の老人たちは海外で日本語とジェスチャーだけで渡り歩いているシーンを見かけます。強いです。

英語の実態

・英語は単なるコミュニケーションツールでしかない。
・英語スピーカーの7割はネイティブではない。
・多少間違っていてもコミュニケーションを図ることはできる。

ここで言えることは、正確な文法やきれいな発音が出来ることに越したことはないが、
文法や発音が完璧でなくても世界では十分にやっていけるという事実があるということです。
これは外資系に勤めている友人が言っていましたが、
中国人とインド人とアメリカ人と日本人が会議をすると日本人の英語よりもインド人の英語の方がアメリカ人は理解できないことが多いという面白い話があります。日本人の1単語ずつはっきりした発音は、クールだと言ってくれるアメリカ人もいるそうです。

日本人は非常にまじめな民族であり、他の人からの評価を気にする人が多いため、間違っていては恥ずかしいという思いが強すぎるようです。
まずは伝えたいという思いをもって勇気をもって話すことから始まるように思います。

 

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おすすめのスタンス

以上のことから、
実態として今よりも確かに英語力が必要な時代が来ることが予想されます。
しかし、幼児期における英語教育にはメリットとデメリットがあるのも事実です
そこで、Style-Do!からのご提案です。

幼児期の英語教育の基本スタンス

・親子で楽しむスタンスを持って取り組む(無理をさせない)
・日本語で物事を考えさせることを疎かにしない。
・子供が興味をもったやり方、ペースで継続させる。

それぞれのご家庭での教育方針があるかと思いますが、もし、これから子どもに英語を学ばせたいとお考えの場合は、参考にしてみてはいかがでしょうか?

最後に

他の子どもと比較して焦る必要はまったくないと思います。
私も公立の中学で初めて英語を学習し始めて、なんとなく大学生の時に海外を放浪したいと思い2か月間バックパックを背負ってヨーロッパのユースホステルを自由気ままに旅していました。世界の若者が集まって話す言葉はやはり英語でした。そこで最初は言いたいことも言えなかったり、相手が言っていることの半分も理解できなかったりしましたが、もう会うこともないだろうと思い、間違っていても気にせずに知っている英語でコミュニケーションを図ろうと勇気を出したところ、徐々にコミュニケーションを取れるようになりました。幼児期に比べると時間や労力を要したかもしれませんが、必要であればどうにかなるものです。今ではオンライン英会話など、安価に直接海外の方とコミュニケーションをとることも可能な時代です。

そして、英語はコミュニケーションツールでしかないという事実です。E-mailやSlachと同じ感覚です。
日本人と日本語でコミュニケーションをしてても相互理解は80%に届かないこともあります。
要は相手の話をきちんと聞くことが出来るか、意図を読み取れるか、話しやすい反応をしているかなど基本的なコミュニケーション能力が前提にあることを忘れてはいけません。

最後になりますが、子どもには子どもの人生があります。
親の思う通りには行かないものだと思っておいた方がいいかも知れませんね。親の所有物でもありませんし。
子どもが自主的に学びたいと思ったことや興味をもったものに、喜んでチャレンジさせてあげられたらいいなぁと私は思っています。

ちなみにうちでは、とくにお金をかけて英語教育はしていません。
普段のコミュニケーションの中で少し教えてあげる程度です。
みなさまの子育てが楽しいものでありますように。

お勧めの英語教育

【子供向けオンライン英会話】

もしお子様に英語教育をさせようと考えている方にはオンライン英会話がおすすめです。

オンライン英会話ポイント

話す機会が多い。
自分のペースで予約できる。
先生を選べる。
自分のレベルで対応してもらえる。
費用が安い。
子供の頃から外国人と会話することに慣れることができる。
自宅から受講できる。

 

オンライン英会話はマンツーマンですので、話す時間が圧倒的に通学する英会話よりも長いです。
また、新型コロナで自宅での自粛状態でも受講できます。海外の先生に直接習うため費用も安価です。
以下のQQKids、hanaso Kids、おうち英会話無料体験レッスンがありますので、3つとも受講してみて判断されるとよいかと思います。
ちなみに最初は緊張されるかもしれませんが、英会話を受講すること自体が英語を学ぶ必要があるということを先生も理解していますので、安心して受講できます。

試してみてはいかがでしょうか?

 

【英語の音になれるための教材】

英語の音だけに慣れさせるのであれば、以下のような教材も有効だと思います。
単語を外国人の発音で耳から慣れさせるので、日本人のカタカナ英語とは異なりネイティブ発音で子供が発するのでびっくりすることがあります。
こちらも自分のペースでできますので、お勧めです。

 

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